毎年この時期になると、作業用PCやファイルサーバーが熱暴走して大変だった、といった残念な話を耳にするようになります。というわけで、本格的な夏を向かえる前にHDDの温度を確認して、事故を未然に防ぎましょう。
HDDにはS.M.A.R.T.と呼ばれるディスクの動作状況を調査する機能があります。詳細は下記URLあたりが詳しいです。
- http://ja.wikipedia.org/wiki/Self-Monitoring,_Analysis_and_Reporting_Technology
- http://hddbancho.co.jp/hdd_smart.html
この機能でHDDの温度を測ります。
まず必要なツール smartmontools をインストールします。
# yum install smartmontools
# apt-get install smartmontools
あとは、smartを有効にして
# smartctl -s on /dev/sda
以下のコマンドを実行するだけです
# smartctl -A /dev/sda | grep Temperature 194 Temperature_Celsius 0x0022 103 084 000 Old_age Always - 47
最後の数値が温度です。上記の例だと摂氏47度となります
ちなみに同じことをWindowsでやる場合は、以下のURLにあるフリーソフトを使うか、
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/hardware/disk/
以下のような市販ソフトを使います。
SmartHDD Pro ハードディスク診断
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おすすめ度の平均:
微妙なところおもしろいですよ
故障予測が・・・???
HDDの温度上昇をチェックできるのが利点です。
ハードディスクの健康診断!かなりお奨め!!