MacBook Air に Yosemite を入れてみた

Appleは秋に新OS(コードネームYosemite)を公開する予定ですが,そのベータ版を MacBook Air にインストールしてみました.手順とか設定などをまとめます

結論から言うと乗り換えは簡単でした.感想としては

  • Yosemiteは便利
    1. iPhoneiOSにより近くなった
    2. 最近のiOSに慣れている人なら即Yosemiteに乗り換えるべき
  • OSの動作・安定性は,まあ個人ユースなら許容できる程度の安定度

という感じです.

またアプリケーションの対応状況も

  1. Adobeイラストレータは動作した
  2. keynoteも動作する
  3. MacTex 2014 は問題なく動作
  4. macports はそれなりに動作

ということで,私個人としては,すでに Yosemite は実用レベルでした.

というわけで,以下手順などをまとめてみます.

乗り換え手順

以下の手順で作業しました

Yosemite のβ版をゲットする

先着100万名限定ですが,今なら以下の手順で,無料で入手できます

  1. https://appleseed.apple.com/sp/betaprogram/welcome に行く
  2. Apple IDを登録
  3. 「引き換えコード」をもらう
Yosemite のβ版をインストールする

インストールというか,OSのアップグレードを行います.

  1. Time Machine でバックアップを取る
  2. App StoreでYosemite をインストールする.ここで「引き換えコード」が必要になります
  3. インストール後,再起動すると,Yosemite が起動します

作業はこれだけでした.簡単です.

Adobe Illustrator CS 5.1

製品のCDを使って再インストールしました.問題なく動作してます

keynote

App Store 経由で,インストールするだけです.

MacTex 2014

特別な設定は不要でした.

Mac ports

いろいろ罠がありました.

インストールの手順は以下の通りです

Yosemiteなので,Xcode 6のβ版が必要です.無料で入手できます.

  • Command line toolsの入手

まだ Yosemite 用のCommand line toolsは公開されていません.ただ以下の手順で Command line toolsが使える状態になるようです.

  • コマンドラインで一度gccを起動.メッセージが出る場合は,その指示に従う
  • 以下のコマンドを実行
$ sudo xcode-select -s /Applications/Xcode6-Beta5.app/Contents/Developer
  • macport のインストール

Yosemite 用のportコマンドは,まだバイナリが公開されていないので,自分でビルド&インストールします

https://www.macports.org/install.php のSource Installationの手順に従って,MacPorts-2.3.1.tar.bz2 をダウンロードし

$ tar xvfj MacPorts-2.3.1.tar.bz2
$ cd MacPorts-2.3.1 
$ ./configure && make && sudo make install

します.これで /opt/local/bin/port コマンドがインストールできます.これで一応 macportが動作する環境になります.