テスト管理

autotools で make check を実装する方法(その4):XPASSとXFAIL

前回までのエントリの続きです make checkで実行されるテストケースの結果には,ラベルが付きます.わかりやすいのは,成功(PASS)と失敗(FAIL)です.他にもSKIPやERRORがあります.わかりにくいのはXPASSとXFAILです.以下,その意味を説明していきます…

autotools で make check を実装する方法(その3):valgrind を組み込んでメモリリークを検出する

前回のエントリの続きです メモリリークの検出ツールである valgrind を使って、メモリリークに関するテストを自動化します.autotools や make check に関する基礎情報は前回のエントリを参照してください.本エントリでは差分だけ記載します. make check …

autotools で make check を実装する方法(その2)

前回のエントリの続きですmake check で 必要なプログラム・ライブラリのビルド テストケースの実行 を自動で行う方法をまとめます.autotoolsの使い方,make checkに関する基本的な情報は前回のエントリにまとめているので,本エントリは差分だけをまとめま…

autotools で make check を実装する方法(その1)

今更ですが autotools で make check を実装する方法をまとめます. make check の仕組み 手順1: テスト用プログラムを用意する 手順2: Makefile.am で テスト用プログラムを指定する 手順3: configure.ac の記述 手順4: autoreconf -vfi の実行 make check …