wnn7を使うためには，ライセンスを管理するdpkerserv と，変換エンジンの wnn7の二つのプロセスを起動しておく必要がある．それぞれのプロセスは /usr/sbin/dpkeyserv，/usr/sbin/wnn7 により生成される．両コマンドともに，daemonとして常駐するタイプではなく，プロセスをdetachしてすぐ終了するタイプであるため，サービスの設定は "service ... { start = ... } "形式となる．具体的には，
- /etc/initng/daemon/dpkey7.i
service daemon/dpkey7 {
require_network
need = system/initial system/mountfs
start = /usr/sbin/dpkeyserv
}
- /etc/initng/daemon/wnn7.i
service daemon/wnn7 {
need = system/initial system/mountfs daemon/dpkey7
require_network
start = /usr/sbin/jserver
}この二つの設定ファイルを /etc/initng/default.runlevelに登録するには，以下のコマンドを実行するだけでよい
/sbin/ng-update add daemon/dpkey7 /sbin/ng-update add daemon/wnn7
以上の設定で，wnn7 がinitng経由で起動されるようになる．
