Linuxコンソールのスクリーンセーバーの設定方法

コンソールのスクリーンセーバーの設定方法です

標準コマンドで設定する方法

10分後に画面表示をOFFにする場合は以下のコマンドを実行します

setterm -blank 10

数字の単位は「分」です.

0を指定すると,スクリーンセーバーはOFF,つまり画面が常に表示される状態になります.

注意事項:セキュリティへの配慮

これは画面表示をOFFにするだけで,パスワードによる画面ロックは行いません.

セキュリティを考えると部外者がコンソールを操作できること自体がそもそも問題です.コンソールが操作できるなら,システムを再起動してシングルユーザーなりレスキューモードに入るなどの方法で簡単にrootを乗っ取られる危険があります.

ですから,運用上は setterm で画面を自動OFFするだけでよく問題ないと思います.