HDDやSSDの健康状態はS.M.A.R.T情報を調べると確認できます.ところが外付けドライブなどでは少し工夫しないとSMART情報が見えない場合もあります.
よく使われる接続方式
smartctl コマンドのオプション
接続形式を明示的に指定するには,smartctl に -d オプションを付与します.
"-d" オプションのデフォルト値はautoです.例えば,/dev/sdaとして認識されているドライブのSMART情報を見る場合は,
$ sudo /usr/sbin/smartctl -a /dev/sda
を実行しますが,これは
$ sudo /usr/sbin/smartctl -d auto -a /dev/sda
を実行したことになります.
USB接続の外付けケースや,USB変換ケーブルを使っている場合は,とりあえず sat を指定するとうまくいくことが多いです.
$ sudo /usr/sbin/smartctl -d sat -a /dev/sda