TeXで背景にグリッドラインを表示する方法です.
TeXの原稿の余白やスペースを調整するときに,わざわざ定規を使って長さを測らなくても簡単にレイアウトを確認できるようになります.
ミリメートル単位でグリッドを描画する
%% グリッドを表示する (単位:mm) \usepackage[colorgrid,gridunit=mm,texcoord]{eso-pic}
この一行をプリアンブル*1に入れるだけでグリッドラインが表示されます.複数ページある原稿の場合はすべてのページにグリッドが表示されます.
インチ単位でグリッドを描画する
%% グリッドを表示する (単位:in) \usepackage[colorgrid,gridunit=in,texcoord]{eso-pic}
gridunitで単位としてinを指定するとインチ単位でgridが描画されます
ポイント単位でグリッドを描画する
%% グリッドを表示する (単位:pt) \usepackage[colorgrid,gridunit=pt,texcoord]{eso-pic}
gridunitで単位としてptを指定するとポイント単位でgridが描画されます
補足説明:pdf上のサイズと,印刷物上のサイズの関係
印刷物では長さの単位としてmm(ミリメートル)以外にも inch(インチ)や pt (ポイント)など複数の単位が登場します.
mmに換算するとまず1インチ=25.4mm です
つぎに1ptは何mmかというと,これはDPIに依存します.
DPIはdots per inchの略です.印刷物の場合は多くの場合 72 が指定されます.
72の場合は72 dots per inch ,つまり1 inchあたり72 dot が印刷されます.
計算すると 1pt = 1/72 inch ≒ 0.0139 inch ≒ 0.35278mm となります
DPI=72の場合をまとめると以下の表のようになります
| pt | inch | mm |
|---|---|---|
| 1pt | 0.0139 inch | 0.35278mm |
| 72pt | 1 inch | 25.4mm |
| 2.83pt | 0.0394inch | 1mm |
グリッドラインを表示しておけば,こういった細かい数字のことは考えずにgridの目盛りを読むだけでサイズが確認できるようになります
*1:\begin{document}よりも前の部分