debian で /tmp 以下を起動時に削除しない

debianではシステム起動時に /etc/init.d/bootclean.sh が実行され,/tmp 以下のファイルを削除してくれる.redhat系のディストリビューションになれている人に取っては全くもって大きなお世話的な仕様だ.

googleで調べた結果,どうもデビアン的には /tmp は,再起動すると消えてしまうファイルを置くディレクトリと位置づけられているみたい. 再起動ごときで消えると困るような半恒久的な 一時ファイルは /var/tmp に置けということらしい.

ただし,この/etc/init.d/bootclean.shの挙動は/etc/default/rcSにて変更できる.たとえば10日以上古いファイルのみ削除する場合は

TMPTIME=10

とし,古いファイルを削除しない場合は

TMPTIME=infinite

とすればよい.

さすがデビアン.良く考えられている.