この記事を読みました．
こういう時は "--help” オプションを覚えておきましょう．
困ったら "tar --help"
”--help"を指定してtarコマンドを実行します．
$ tar --help
使用方法に関するヘルプ（簡易的なマニュアル）が表示されます．先頭を引用すると次のようになります．
使用法: tar [オプション...] [ファイル]... GNU 'tar' saves many files together into a single tape or disk archive, and can restore individual files from the archive. Examples: tar -cf archive.tar foo bar # Create archive.tar from files foo and bar. tar -tvf archive.tar # List all files in archive.tar verbosely. tar -xf archive.tar # Extract all files from archive.tar.
Examplesとして例が表示されます．
１行目．
tar -cf archive.tar foo bar # Create archive.tar from files foo and bar.
tarファイルを作るとき（圧縮するとき）は create です
オプションは"-c"です
２行目のList allは割愛．
３行目．
tar -xf archive.tar # Extract all files from archive.tar.
tarファイルを展開する時（解凍するとき）は extract です
オプションは "-x" に対応します
このように "--help” オプションだけ覚えておけば、必要なオプションがすぐにわかります。
"--help"オプションは他のコマンドでも使える
この方法はtarコマンドに限らずほぼ全てのコマンドで使えます。
lsのオプションがわからない時は
$ ls --help
zipの使い方がわからない時も
$ zip --help
です
"man tar"でマニュアルも読める
$ man tar
$ man ls
$ man zip
でマニュアルを読むともっと詳しいことがわかります。
最初のステップとして "--help" を覚える
まずは最初のステップとして、コマンドのオプションは覚えらない時は "--help" を覚えましょう
