TeXでソースコードを載せる方法

TeXで文章にプログラムのソースコードを掲載する場合は listings パッケージを使う方法がおすすめです.

注意:類似した名前で listing パッケージも存在します.本エントリで紹介するのは末尾に"s"がつく, listings パッケージです

使い方

シンタックスハイライトにも対応しています

設定などは次のように書きます

\usepackage{listings}
\lstset{
        language = C++,                     % 言語として C++を指定
        backgroundcolor={\color[gray]{.50}}, % 背景色 grayで透過度を50%にしています
        numbers = left,                      %  行番号を左に表示
}

ソースコードを貼る場合は次のように書きます

\lstinputlisting[%
float=tp,%
caption={[短いキャプション]長いキャプション},%
label=ラベル,%
]%
{ソースコードのファイル名}

これでfloat環境にソースコードが挿入されます.

注意事項

長いソースコードを貼る場合

ページを跨ぐ長さのソースコードを貼る場合は float環境が使えません.

float=tp,%

を削除すれば解決するはずです.